テンモニ渓流調査

RICOH GR Digital2
久しぶりに、調整池上流部小出俣沢に入る。
今月はテンモニ通常ルートの調査が完了しているので、渓流利用の様子をみる
ためだ。
今回はみることを目的としたので、サンプリングは行わなかった。
渓流の環境で丁寧にみるには、調査員2名体制では厳しく、見落としはかなり
の数になったと思うが、ざっとみた感じでも、30近いサンプルをみる事がで
きた。
内容はほとんどがサルナシで、動物・昆虫が含まれているものが3サンプル程
度。
サルナシが豊富なこの時期だけの利用か、一年を通して利用しているのかはわ
かりませんが、新しいサンプルも多く、通常調査を行っている林道よりも、は
るかに利用している状況と思われる。
写真は、沢にかかった倒木。
みるとテンと思われる爪痕が沢山残っている。
この倒木を利用して森との行き来をしているようだ。
こういう写真を撮るにはコンデジはすぐれている、残念ながらニコン製品では
ないので、写真企画には使えないけれど、P6000もあったらなと思ってしまい
ました(^^;
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Comments
jitanさん
そうですね、私も先日のレポート書いてて思ったのですが
テンの餌のツル植物は人工林道沿いか沢沿いに多いですが
林道沿いは高くて利用しにくそうです。沢沿いは低め。
また、森の立体構造も明らかに沢沿いの方がテンが
住みやすそうです。
地形や植生のちがいも含めて興味あります。
沢沿い、ぜひ再開したいですね。
Posted by: kittyan | 2008.10.21 at 23:14
kittyan
高低差、なるほどね。確かに沢沿いのほうが使いやすそうですね。
渓流の調査も正式には無理かも知れませんが、
溪畔林の写真でも撮りながら、様子をみてみる機会を作りましょう。
Posted by: jitan | 2008.10.22 at 16:37
小出俣調整池上流部での沢調査、新鮮な印象を受けました。
調整池上流にある治山ダム?(砂防ダム)から上流にはたくさんのテン糞がありました。JITANさんが言うように、ちょっと見ただけでも30サンプルはあったように思います。
この日、小出俣林道では、1サンプル(動物食)を回収したのみです。
小出俣林道のテンが小出俣沢を利用しているのかははっきりしませんが、小出俣沢でサルナシ食のテン糞を多く発見しました。
果たして、小出俣林道を利用しているテンと、小出俣沢を利用しているテンをどう区分すれば良いのでしょうか。
小出俣林道におけるテンの行動範囲が不明ですので、一概にまとめられませんが、小出俣林道を利用しているテンも小出俣沢を利用していると思われます。
小出俣沢道で活動するテンの概要がわかれば、「小出沢調査」も今後の調査課題に載せるべきと考えています。
他の調査ルートでも林道調査と同時に沢調査を行うことにより、林道と沢でのテンの食行動が判ると考えています。
ただし、テン糞を分析している大分の足立研究員からは、現在設定されている5ルートを5年間かけて、その食傾向を明らかに(スタンダートに)することが、先決だとクギを刺されています。
既存の5ルートを調査した上で、沢調査もありかと考えています。ただし、沢調査を含めると、現在の赤谷の日におけるテンモニ班のみでは、調査は困難です。
もっとも、足立研究員から「林道調査が基本」と言われればそのように調査するしかありません。
そもそもテンモニは、各林道での季節的なテンの食動植物の傾向を把握し、各林道における自然再生のための、スギ人工林等の伐採の変化をどのようにテンの(食動植物)が変化するかを調査目的としていますので、沢調査云々での、ノイズ?は無視して、既設定の5ルートを丹念に調査すべきと考えております。
それにしても、小出俣林道の「カラマツ漸伐地域」においては、漸伐前にもテン糞はコンスタントに採取されていません。更にカラマツ漸伐施業以降も漸伐地域においてテン糞が多くサンプリングされたことはありません。
ただし、カラマツ漸伐地域は、2年前に施業された箇所なので、今後も注意深くサンプリング活動をする必要性を感じています。
小出俣林道でのカラマツ漸伐地は、いわば赤谷プロジェクトの最初の一歩だと考えていますので、ここでの知見を深め、更に奥地のスギ・カラマツなどの人工林をどのように昭和30年代のブナ・ミズナラの自然林に再生するかを模索するものですから、テンモニも焦らず、基本を重視して望むべきと考えます。
Posted by: nsxsuzuki | 2008.10.24 at 05:02
nsxsuzukiさん
もちろん既設定ルートを丹念に調査することは大事ですよね。
カラマツ漸伐地周辺においては、前後ともあまりサンプルは採取されていません。
テンにとってはまだ使いにくい森ということなのでしょうね。
だからこそ溪畔林の利用が多いのか?
あの場所が人工林から自然林に再生していった場合、溪畔林の利用が減り、林道周辺の森にシフトしてくるのか?
興味は尽きませんね。
そんな好奇心を満足させるためにも、正式調査でなくても、渓流関係の利用についても見て行けたら良いと思っています。
Posted by: jitan | 2008.10.24 at 14:46